ミニトマト圃場 土壌消毒
昨年のミニトマトは、かいよう病が蔓延し大きな被害を受けました。
かいよう病は細菌感染によって発生し、土壌伝染や接触伝染から被害が拡大。発病した後の防除は極めて困難な病気です。
数年前からちらほらと発病を確認していましたが、昨年は定植後から症状が出始め、8月には定植した数の半分が枯れてしまうという、酷い状況でした。
「全然収穫量が上がんねぇ!!」ってことで、早々と栽培を切り上げ、昨年10月末に土壌消毒を行いました。
使用した農薬は「クロルピクリン錠剤」
この薬、劇物に指定されていて目や鼻に刺激があります。
これを、一度耕耘した後に
6.3m×6.3mに400個(一袋)撒きます
その後、もう一度耕耘して土中に混和
最後に「ハイバリアー」という、農薬から出たガスを通さない
専用のビニール材で被覆し、端を水を入れた温水チューブで固定
※この「ハイバリアー」は、消毒効果を上げるためにも使った方が良いらしい
普通の屋根に張るビニールだとガスが漏れて危険( ゚Д゚)
被覆したらハウスを締め切り、一月程放置
(被覆する日数は、外気により異なる)
一月後、土中のガス濃度を測定して、ガスが抜けきったら終了。
無事、初めての土壌消毒を終えました(-。-)y-゜゜゜
来年、病気が出ないことを祈る。
————————————————–
地域農業の中心体を目指し!農業なら「源」
【会社名】 株式会社 源
【代表取締役】 渡部 源一郎
【所在地】 福島県喜多方市塩川町会知字大町甲13番地
————————————————–